調査役から一言

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【膵臓腫瘍(SPN)】嫁さんの膵臓に腫瘍が見つかった(その④:2回目の合併症後~退院まで)

2019年末に受けた人間ドックで嫁さんの膵臓に腫瘍が見つかった。

(その④:2回目の合併症後~退院まで)

自分自身の整理のため、あと配偶者の立場から見た状況を書くので、同じ境遇の人の何かしらの参考になればと思う。

病名は「SPN:Solid pseudopapillary neoplasmである。日本語名は無いっぽい。比較的若い女性に出来やすいそこそこレアな病気らしい。悪性率は低く、今のところ良性とは言われている。痛みなどの自覚症状は無し。

 

前回記事はこちら↓

takerururu.hatenablog.com

 

今までと同じく、小説でもないので先に結論を言ってしまうと、2回目の合併症の後、膵液漏との一進一退の攻防を約2週間、収まり始めて1週間、ついに嫁さんは退院した。

長い戦いが終わったのだ。

 

<目次> 

 

【家族構成】

一応、家族構成を書いておく。一般的な4人家族。全員、今まで大病を患ったことはない*1

  • 俺:アラサーSE
  • 嫁さん:アラサー専業主婦
  • 娘:3歳児。元々なのか幼稚園組だからなのか、おてんばで何も言うことを聞かない
  • 息子:0歳児。昼も夜もとにかく泣く。離れると泣く。かと言って抱っこすると肩を噛んでくる。んで下ろすと泣く。

 

【ざっくり時系列】

 

2020/7上旬(入院21日目以降)

私は、この膵臓腫瘍の手術のために育児休暇*2を取得していた。当初は5月下旬に手術・入院して、退院後は約2ヶ月弱育児サポートをするために、5月中旬から8月上旬までの期間を休職としていた。

セカンドオピニオンと転院による手術の後ろ倒し、2回の合併症による緊急手術および入院延長。そして、退院目途はつかない状態。動脈瘤脾臓へと繋がる動脈なので、ここの動脈は脾動脈と言うらしい)の手術後、私は部長に連絡した。

 「このような状況になってしまいまして、、休職の延長をさせていただけないかと考えており、、うんたら」

 「了解。仕事や手続きのことはどうにでもなるので、いまは家族のそばにいてください。」

ほぼ神である。

 

2020/7中旬(入院21日目以降)

嫁さんとは毎週土曜に面会をして、一緒に来ている上の子と3人でランチ。他の日は時たまLINE電話して状況を聞いていた。

お腹に刺している管(ドレーン)から膵液(ないしお腹の中に流れるもろもろの液)を取り出している。動脈瘤の手術から約2週間、数日に1日の割合で血が混じっているとのこと。その度にCT検査。動脈瘤は無さそう。ということを繰り返していた。

嫁さんは動脈瘤の時、さすがに心が折れてしまったようだ。テクニシャン放射線医のおかげで大事には至らなかったものの、膵液漏は止まっていないので、いつまた動脈瘤が出来るとも限らない。腹痛が起きた時やドレーンに血が混じる度に緊張が走っていた。

 

2020/7下旬(入院44日目)

膵液漏との一進一退の攻防を2週間ほど続けた後、出血は止まり、検査結果も良かったらしい。治りかけてからは早かった。数日後にドレーンを抜き、ついに体に刺していた全ての管を抜くことができたのだ。そのまた数日後には最終検査を行い、退院OKが出た。

全員が「7月中には退院できれば・・・」と思っていたレベルだったので、もろもろ準備が出来ておらず、嫁さんと退院後の育児生活フォーメーションの策定を急いだ。

 

2020/7下旬(退院初日)

前回は退院予定日の朝に退院NGの連絡が来たが、さすがに今回は何も起きず。上の子を連れて病院まで車を走らせた。入院していた病棟のロビーに嫁さんは座っていた。退院時は結構あっさりしているもので、すれ違った看護師さんと軽く挨拶をして病院を出た。

そして、無事帰宅。自宅には下の子と育児サポートに来ている私の母。嫁さんは下の子に入院初日から会っていないので、44日振りの再会になる。私が車の中にある荷物を家に入れている間に、嫁さんは下の子と再会したようだ。

 「感動の再会かね~」

 「・・・涙出てきちゃった。。。」

・・・やばい、テンション間違えた。「かね~」とかすっごい軽い感じで聞いてしまった。同じ境遇にいる旦那はこういう場面でのテンションを間違えないようにされたし。

 

ひとまず、無事に退院が出来た。

 

長い戦いが終わったのだ。

 

でも油断は禁物。

 

 

【お金の話】

お待たせしました。お金の話に参ります。

3回の手術、44日間の入院、各種診療検査、リハビリ、等々。以下の通り。

 

 医療費総額:約140万円(3割負担額。*3

 実際に払った金額:約50万円(高額療養費制度適用額)

 

50万なら「まぁしょうがないか」と思うが、140万なら「ぐぬぬ・・・」と思っていただろう。高額療養費制度は素晴らしい。

内訳は、手術が約4割、入院・診療費が約4割、残り2割は雑費、と言ったところか。

後は加入している医療保険(嫁さんは共済に入っている)でどれくらい戻ってくるか。ざっくり計算では、むしろ総額プラスになりそう。保険に入っていれば、医療費の心配はほとんどないだろう。(まぁそのための保険なんだけど)

 

 

【次回】

経過は良好、育休から復帰、本件クローズ、という形にしたい。

 

その⑤に続く。↓

takerururu.hatenablog.com

 

*1:別記事で私の顔面麻痺について書いているが、私的大病はそれ。

*2:既に同一子の育児休職は取得していたため、配偶者疾病に伴う育児休暇2回目の特例を適用。というか、配偶者の疾病に伴う休職制度は会社に無く、適用できる休職が育児休職しかなかった。

*3:つーことは4~500万くらい実際はかかっているのか・・・