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【アニメ感想】アベノ橋魔法☆商店街(評価レビュー:C+)

アベノ橋魔法☆商店街、視聴断念。考察というか、評価や感想を書いていく。

 

このアニメ、2002年放送であり、ちょっと思い入れがある。自分が中学生の時に、宇宙のステルヴィア蒼穹のファフナーとかが放送していて、深夜アニメを観始めた頃だった。その時、アベノ橋魔法☆商店街のCMがやっていて、「なーんか面白そうだなー」と思っていた。

記憶が定かではないのだが、当時、アベノ橋魔法☆商店街は地上波でやっていなくて、泣く泣く視聴をあきらめてしまった。その後、大学生になると再度アニメ熱が再燃するも、なぜかアベノ橋は観ていなかった。んで今月、dアニメストアのおススメでアベノ橋があり、これはそろそろ観るべきかと思い立ち、視聴。という経緯。

 

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 作家感すごい

「観終わったので感想」と言っているが、ごめん、嘘ついた。1~4話と最終話だけ観ました。1話を観たところ、「下町商店街のハートフルドタバタコメディ」かと思ったのだが、1話のラストから作家感がすごくなる。というのも、2002年放送で制作会社は脂の乗ったGAINAXである。

 

全5~6話くらいでよい(個人的に)

2話目以降は、ストーリーは無く、主要人物に変更なく、世界観のみが変わり、1話完結、という流れで進んでいく。4話くらい見れば、製作者の言いたいことは伝わる。「たぶん監督とかがやりたいことをここでやってんなぁ」とか思ってしまう。ただ、なんで主人公たちがこのような物語を繰り返しているのかは最終話を観る必要がある。この最終話は良く出来ていて、12話まで(4話までしか観てないけど)に拡げに拡げた風呂敷をスッと閉じれていると感じた。これたぶん中学生の時に観てたら「なんかよく分かんないな・・・」の一言で終わっていた可能性あるな。

 

でも、動きとかテンポとかは良いよ

大して上の方では褒めてはいないが、アニメとしての作画や動画はとても良く出来ている。さすが(当時の)GAINAX。主人公とヒロインの会話は関西弁なのだが、独特のテンポで会話の応酬があり聞いていて心地が良い。じゃあ他人におススメできるかと言われると自信がないのだが、こういう作品が大好物な人も一定数いるはず。

向き不向きは、この作品だと2~3話観れば分かるので、そういう意味では、ちょっと試し観しても良いかも、と思います。